ルームメイト井上涼子三部作シリーズ第1弾ソフト。
セガサターンに内蔵された時計機能を使ったイベントを取り入れた意欲作だが時計を細工せずエンディングまでたどり着けたプレイヤーはどれだけいたのか?
| 機種 | セガサターン |
|---|---|
| メーカー | 開発:Vision Works 販売:データム・ポリスター |
| ジャンル | 恋愛シミュレーション |
| 発売日 | 1997 年 2月14日 |
| 価格 | 5,800円 |
| 売上 | 4万7035本 |
| 容量 | CD-ROM |
ゲーム概要

セガサターン内蔵時計を使ったリアルタイムイベントが持ち味の恋愛シミュレーションゲーム。
一人暮らしをしているプレイヤーのもとに17歳の井上涼子が居候する事になり、共同生活をリアルタイムで体験する。
メディアミックスとしてサウンドトラックやドラマCDも発売された。
セガサターンでは以下の3作が発売されている。
ルームメイトシリーズ
- ROOMMATE~井上涼子(本作)
- 涼子 in Summer Vacation
- 風の輝く朝に
井上涼子プロフィール
- 声:藤野とも子
- 東京都立橘南(たちばなみなみ)高等学校2年生
- 生年月日:1979年11月4日
- 血液型:O型
- 身長:158cm
- 体重:44kg
- スリーサイズ:B84 / W58 /H84
- クラブ活動:テニス部
- 趣味:読書・音楽鑑賞・テニス・散歩
イベンドをこなしながらエンディングを迎えればゲームクリア。
プレイヤーが一定期間、涼子を放置すると家出してゲームオーバー。
お風呂イベント
ゲーム起動50回を超えるとお風呂イベントがあり、涼子のお風呂シーンをのぞける。プレイヤーの数少ない楽しみとなっていた。
BGM
テーマソングとエンディングテーマは、涼子役の藤野とも子が歌っています。
この微妙な歌唱力が妙にリアルかも知れない?
攻略動画
ゲームレビュー
ROOMMATE~井上涼子は、主人公の元にいきなりかわいい女子高生が居候として暮らすという、まずありえない設定のゲームのようでいてそうではないような不思議な立ち位置のソフトです。
井上涼子の名前の由来は、苗字はグラビアアイドルだった井上晴美、名前は当時ヒット曲を飛ばしていた篠原涼子あたりかな?
ヒロインである井上涼子は1979年生まれ。現在では良い年のおばちゃんになっているはずですが、ゲーム内では永遠の高校2年生です。
一見、普通の恋愛シミュレーションかな?と思いがちですが、涼子ちゃんとの接点は登校時、下校時、就寝前くらいでそれ以外は部屋に閉じこもり、「勉強中です!」といって出てきてくれなかったり、休日は予定があると言って外出したりとイベントどころか会話すら限られています。
発売当時はそれなりに話題になった井上涼子シリーズですが、たった4万枚ほどしか売れていなかったのですね。まあサターンだし内容がマニアックだったのでこんなもんなのかな。
途中で投げ出しちゃったからどんなエンディングか知らないまま時間が経過して今回初めて知りました。
評価できる点
ライバルだったプレステにはない時計機能を使って現実と同じ時間が流れるイベントは、当時としては画期的でした。
この時間だったら涼子に会えるかな?という期待感からついサターンを起動してしまいます。
マイナスな点
あまりにも涼子が出現する時間帯が限られていて、それ以外だとすれ違いになるだけで特にやる事がない。
クリアするにはかなりの根気と時間が必要です。多くのプレイヤーはサターンの時計機能を調整しながらクリアしていたみたいですが、私は途中で面倒になって放置してしまいました。
半年ほど放置していたでしょうか、ちょっと気になってROOMMATE~井上涼子を起動してみたら涼子は置手紙を残し家出してしまっていたのでした。
独断評価チャート
まとめ
恋愛シミュレーションゲームと言うにはあまりにも恋愛要素が薄いし、ヒロインとのイベントや会話も限られているので途中で投げ出してしまいましたが、リアルタイムで進行する為にヒロインが本当にゲーム内に住んでいるかのような感覚になる妙に印象に残っている作品です。
このROOMMATE~井上涼子シリーズは、他のサターンの名作と同様にのちにプレステに移植されましたが、プレステの場合、時計機能がなかった為にポケットステーション必須となっているので中古で探すならやはりサターン版という事になるでしょう。
その後、ビジュアルノベル『井上涼子~ルームメイト~』としてドリームキャストでリメイクされています。


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