剣乃ゆきひろ原作の18禁パソコンゲーム『DESIRE背徳の螺旋』のセガサターン移植版。
発表から30年を経過してもリメイク版がプレイできる名作アドベンチャーゲーム。
| 機種 | セガサターン |
|---|---|
| メーカー | 販売:イマジニア 制作:シーズウェア |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 発売日 | 1997年9月11日 |
| 価格 | 6,800円 |
| 容量 | CD-ROM×2 |
ゲーム概要

コマンド選択式アドベンチャーゲーム。
アルバートとマコトによる主人公2人の視点を切り替えながらシナリオを進めていくマルチサイトシステム。
アルバート篇では南海の孤島に浮かぶ外界から隔離された謎の研究所「デザイア」に新聞記者として、潜入して探索する。
マコト篇ではデザイアの技術主任として、内側からその謎の実体に迫る。
オリジナルのPC版(18禁)から全年齢向けにキャラクターデザインと一部シナリオを変更、キャラクターボイスとアニメーションを追加している。
衝撃のエンディングをむかえればゲームクリア。
ゲームオーバーになる事はない。
主要キャスト
- アルバート・マクドガル:津久井教生
- マコト・イズミ:氷上恭子
- ティーナ:川上とも子
- シルビア・ブラザー:夏樹リオ
- シェリル・シャトレート:西村ちなみ
- カズミ・M・グランチェスタ:玉川紗己子
- レイコ・クサナギ:山口由里子
- クリスティ・シェパード:田中敦子
- エレナ・フランソワ:こおろぎさとみ
- カイル・K・カーツ:松本保典
- マルチナ・ステラドビッチ(ステラ教授):池田昌子
- ドクター・ゲーツ:青野武
BGM
DESIREを名作にしたのはストーリーが秀逸なだけでなくBGMも素晴らしいものでした。
ただサターン版での音源は限られたものしか見つかりませんでした。
攻略動画
ゲームレビュー
セガサターン版DESIREをプレイしたのは、今は亡き石丸電気で新品が980円で叩き売りされているのを見つけて購入したのがきっかけです。
パソコン版からキャラクターデザインが『EVE burst error』でも担当している田島直に変更になっていて、オリジナルのパソコン版は未プレイですが、多分オリジナルのままのデザインでは手に取る事すらなかったかも知れません。
サターン版ではムービーが追加されています。ちなみにオープニングムービーの内容は結構ひどくてティーナが空飛んだり、謎の巨人が登場したりとストーリーと全然関係ない場面があります。
アルバート篇、マコト篇が終わった後の最終編、これが本作最大のキモとなります。
エンディングに関しては調べればいくらでも情報が出てきますが、これからプレイする人の為にネタバレは伏せておきます。ただ言える事はDESIREの本当の主役はアルバートでもマコトでもなくマルチナなのです。
そのマルチナの声を担当したのが、銀河鉄道999のメーテル役やオードリー・ヘプバーンの吹き替えで知られる声優の池田昌子さんでした。
サターン版をクリアした後で再びパソコン版で発売された『Desire 完全版』もプレイしたのですが、18禁扱いだったので声優が池田さんじゃなくなっていて違和感がありました。
最初にサターン版をプレイしたからマルチナ=池田昌子という刷り込みができて他の人の声が受け入れられなくなっていたんです。
ループ系エンディングの元祖とも言われていますが、確かにゲームとしてはそうかも知れません。
おそらくルーツは手塚治虫の火の鳥『異形編』でしょう。
評価できる点
基本、テイストを読んで簡単なコマンドを選ぶゲームですが、最近のヌルイ長いテキストを読まされるだけの退屈なゲームとは一線を画すシステムとストーリーのクオリティ、2枚のディスクを入れ替えながらのスリリングな展開を楽しめるのはサターン版ならではです。
突っ込みどころはいくつかあるとは言え、こればっかりはプレイしてもらうしかない。
マイナスな点
ストーリーは完全な一本道でプレイヤーの意志によってエンディングが変化するような事はありあせん。
独断評価チャート
まとめ
アドベンチャーゲームとはいえ内容的にはゲームというよりもほぼCDドラマなのですが、ストーリーを知ってるのに何度もプレイするほどの名作です。
主要キャストの数名が故人となっている為に再現不可能になったサターン版ですが、何度リメイクしてもこのサターン版を超える事は出来ないでしょう。
『DESIRE remaster ver. (デザイア リマスターバージョン)』としてパソコン、PS Vitaで発売されたのちに現在ではNintendo Switchでもプレイできます。


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