ストーリーを重視し、視覚効果を追求した、より劇的なゲームシリーズのテクモシアター第2弾となる「忍者龍剣伝」。壁に張り付く独特のジャンプアクションが魅力。
| 機種 | ファミリーコンピュータ |
|---|---|
| メーカー | テクモ |
| ジャンル | アクション |
| 発売日 | 1988年12月9日 |
| 価格 | 5,500円 |
| 容量 | 256KB |
ゲーム概要

ニューヨークを舞台に繰り広げられる横スクロール式2D忍者アクションゲーム。
プレイヤーは、忍者リュウ・ハヤブサを操作して父の仇である邪鬼王打倒を目指す。
シネマDISP.(ディスプレイ)と呼ばれる、キャラクターのアップやカメラ移動を思わせるアングルなど、映画の手法を取り入れたビジュアルシーンを採用。

これにセリフ、効果音、BGMが加わり、よりドラマチック演出となっている。
ゲームストーリー
風吹きすさぶ月光のもと、にらみあう二人の忍者の姿があった。走り寄る二つの影が空中に舞い、月に照らされた瞬間、閃光と共に勝敗は決した。代々、龍剣を守ってきたハヤブサ家の頭首、ジョウは敗れた。
この知らせを聞いてかけつけた息子リュウは、父の置き手紙を見つけた。そこには、秘伝の龍剣を持ち、アメリカに渡れとあった。
アメリカでは、渦巻く野望が待ち受けている。忍者リュウの運命は!?
「四殺狂魔陣」を倒し、ラスボス「邪鬼王」を倒すとゲームクリア。
全6ステージ20エリア構成。
ダメージを受けるとライフ減。0になるとワンミス。
リュウのストックがゼロになるとゲームオーバー。
スタートボタンを押すとエリアのスタート地点からコンティニュー。
コントローラー操作
| 十字ボタン | ・移動 |
| Aボタン | ・ジャンプ |
| Bボタン | ・龍剣で攻撃 |
| セレクトボタン | ・使用しない |
| スタートボタン | ・ゲーム開始 ・ポーズ・解除 |
BGM
忍者物ですが、特に和風にこだわる事なく当時流行の打ち込みディスコって感じの実にカッコ良いBGMが揃っています。
攻略動画
ゲームレビュー
忍者龍剣伝は、ニューヨークを舞台にした忍者アクションゲームです。
何で忍者がわざわざアメリカに渡って、しかも街中で戦いを繰り広げなければいけないのか理解に苦しみますが、これは80年代にアメリカでヒットしたショー・コスギによる忍者映画の影響で逆輸入的な価値観になっているようです。
本作は、キャプテン翼に続くテクモシアター第2弾となっています。
作品的には何の関連性もありませんが、視覚効果を劇的に演出している点は確かに共通しています。
アクションの特徴はジャンプすると壁にピタっとくっつき、向いている方向と反対にボタンを入れAボタンを押すと、はりついていた場所から、さらにジャンプして駆け上がる壁蹴りジャンプ。
忍者というよりもスパイダーマンですが、これもアメリカ向けなんでしょうか。
評価できる点

何と言ってもグラフィックへのこだわりを感じます。画面は小さくなっているとは言え、ファミコンの限界とも言える完成度に加えて単なるアクションゲームに収まらないステージクリア後の映画的な演出も非常に効果的です。
マイナスな点
1面は慣れれば何とかクリアできますが、2面以降は一気に難易度が上がります。オールクリアするにはかなりの上達が必要です。
敵を倒して少し戻って画面をスクロールさせると、ザコ敵が同じ位置に復活したり、ラストステージのラスボス3連戦のどこで負けても6-1のスタート地点に戻されるという鬼畜仕様になっています。
ザコが手ごわい。特にやたらと鳥が強すぎる!
独断評価チャート
まとめ
難易度が高いゲームが多かったファミコンの中でも高難易度のアクションゲームですが、壁蹴りジャンプとグラフィックとドラマティックな演出へのこだわりを感じる作品です。
本作からスタートした忍者龍剣伝はシリーズ化され、ファミコンでも3作品発売されました。



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