ナムコのアーケードゲームからの移植作品。
大幅にアレンジされたファミコン版とは違いオリジナルに近くHuカードの性能をいかんなく発揮した好移植。
| 機種 | PCエンジン |
|---|---|
| メーカー | ナムコ |
| ジャンル | アクション |
| 発売日 | 1990年4月3日 |
| 価格 | 6,800円 |
| 容量 | 4MB |
ゲーム概要
サイドビュー、横スクロール式ライフ制アクションゲーム。
突然の豪雨に見舞われた主人公リックと恋人ジェニファーは、通称スプラッターハウスと呼ばれる超心理学の権威、ウエスト博士の館に入ってしまう。
リックが気付けばジェニファーはさらわれ、ヘルマスクという精霊が宿る仮面を付けた姿になっていた。プレイヤーはリックを操作してジェニファー救出とスプラッターハウス脱出を目指す。
スプラッターハウスの全6ステージをクリアする。
リックのライフがゼロになるとワンミス。リックのストックをすべて失うとゲームオーバー。
コントローラー操作
| 十字ボタン | ・移動 |
| Ⅰボタン | ・ジャンプ |
| Ⅱボタン | ・攻撃 |
| セレクトボタン | ・使用しない |
| RUNボタン | ・ゲーム開始 ・ポーズ・解除 |
BGM
アーケード版よりは音の奥行や低音の迫力が欠けますが、ゲーム内容を表現したおどろおどろしい楽曲が揃っています。
曲によってはむしろアーケード版よりも良いという意見もチラホラ。
攻略動画
ゲームレビュー
PCエンジン版スプラッターハウスは、アーケード版からの移植作品ですが、アレンジ移植されたファミコン版よりも遅く発売しています。
ファミコン版もアーケード版をベースにしていますが、あまりに違うゲームなので今回は別タイトルとしてい扱います。

アーケード版がリリースされたのが88年、この時代は、映画『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』等スプラッターホラー映画が人気でブームになっていました。
スプラッターハウスの主人公の名前はリックで『13日の金曜日』の主人公の名前はジェイソン、同じアイスホッケーのマスクをかぶっていますが何の関係もありません。どうみてもジェイソンをパクッてるので現在だったら権利関係で揉めそうですが、当時は問題なかったようです。
ゲーム内容はオリジナルとオープニングも違うし、色味もちょっと地味で残酷表現も抑え気味になっています。
もともと操作性は良くないゲームですが、アーケード版よりもやや動きが鈍い気がします。
評価できる点
グラフィックとサウンドはやはりアーケード版より劣るとは言え、当時としてはかなりの好移植と言えます。ステージも一切削られていませんし、プレイした感覚もかなり近いです。
源平討魔伝とほぼ同時期に発売されており、この時期のPCエンジンタイトル及びナムコラインナップの充実ぶりがうかがえます。
通常ならジェニファーを救出してハッピーエンドになるところをステージ5であんな後味の悪いエンディングになるのが他のゲームと違うユニークな点ですね。
マイナスな点
正直言ってアーケード版をプレイするとやはり見劣りするのは確かで現在ではコレクター以外が、中古でわざわざPCエンジン版を入手してプレイする価値があるのかはやや疑問があります。
アーケード版にあった敵キャラ攻撃時の『スポーン!』という効果音がないのも大きなマイナスです。
独断評価チャート
まとめ
アーケード版をベタ移植した訳でもなく、もちろん大幅アレンジしたファミコン版とも違う、PCエンジン版独自のスプラッターハウスです。
リックの動きは鈍いですが、そこまでの難易度はないので敵キャラの行動パターンを覚えて頑張ればクリアは可能でしょう。
発売当時としては好移植ですが、中古価格は高額化しているのでこだわりがなければPCエンジンミニ版をプレイするか、アーケードアーカイブ版で充分かも。


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