2026年7月にSONYからPlayStationに関して衝撃の2つのニュースがありました。それらの情報のまとめとゲームアーカイブでダウンロードできるおすすめソフトをまとめました。
新作ゲームのディスク生産を2028年1月に終了
2028年1月以降にPlayStationコンソール向けに発売されるすべての新作ゲームについて、ディスク版の生産を終了すると発表がありました。
これが2028年以降にディスク版(パッケージ版)を生産せずにダウンロード版に完全移行するものなのか、ディスク版以外のキーカード等、何らかの形でパッケージ版を残すのかは現在の時点では不明です。
ディスク製造費や在庫リスクを抑えられるほか、販売管理の効率化や利益率の改善につながる可能性があるという主張がある一方、中古ゲーム市場への影響は大きいでしょう。
PS3およびPS Vita向けPlayStation Storeも終了
同時にPS3およびPS Vita向けPlayStation Storeも最新のシステム更新に必要な要件を満たすことが困難になっている事を理由に一部の国・地域では2026年より順次終了し、2027年に全世界で終了すると発表しています。(日本は2027年いっぱいで終了)
だからその時期にゲームアーカイブも廃止という事になります。
約20年にわたりPS3世代に向けたサービスという事で仕方ない面もありますが、一部入手困難なソフトも含まれていたので存在価値があっただけに残念です。
ストア閉鎖後は新たなゲームの購入ができなくなりますが、すでに購入済みのコンテンツについては「当面の間」再ダウンロードできると説明がありましたが、「当面の間」って一体いつまでなのか?
ダウンロードできなくなれば現在のPS3本体が故障した場合、購入したソフトは無駄になってしまうので気になります。
ゲームアーカイブおすすめタイトル
日本市場のゲームアーカイブは、2027年いっぱいは維持されるのでそれまでに欲しいゲームタイトルがあったらダウンロードしておきましょう。
中古市場でプレミア価格が付いたいくつかの高額ソフトもありますが、高額=面白いという訳ではないので、あくまでも私が現物所持かダウンロードしてプレイした範囲内でおすすめするタイトルを紹介します。
Zanac X Zanac
ディスクシステムを代表するシューティングゲームであるザナックのオリジナル版とアレンジ版を収録しています。
AI搭載、高速スクロール、複数のアイテムでパワーアップという当時としてはかなり先取りしていた意欲作品。
中古で1万円以下で入手はほぼ不可能。昔を懐かく思うリアルタイム世代、スピード感を味わいたい若年層にもおすすめ。

ゼビウス3D/G
これはゼビウスが好きな人にはぜひプレイして欲しい作品。アーケード版からの移植作ですが、BGMなど微妙に違いがあります。
弾幕系とかせわしないシューティングゲームじゃなく、じっくりプレイできる大人向けのシューティングゲーム。
現在の基準だとしょぼいポリゴンだけど、それもまた味があり、当時の流行を取り入れたテクノ風のBGMもカッコ良い。

キュイーン
掃除機に乗って戦うという極めてユニークな設定ながら中身は意外と硬派で普通な横スクロールシューティングゲーム。
中古価格はかなり高騰しているのでプレイしてみたい人は最後のチャンスかも?
ハームフルパーク
中古価格は軽く10万超えしている超プレミア・シューティングゲーム。
ファンタジーゾーンのようなパステルカラーのグラフィックにパロディウスっぽいキャラクター、ステージ前に入る寸劇やBGMにもこだわりが感じる作品です。
10数万円だして購入する価値あるかは疑問ですが、ゲームアーカイブ価格なら損のない良作です。
イースシリーズ
これまでシューティングゲームばかりだったのでRPGも紹介します。
イースシリーズは、いくつかのハードで発売されていますが、ゲームアーカイブならPCエンジン版の4までまとめてダウンロードできます。1&2のPCエンジン版はPCエンジンミニに収録されていましたが、3と4は入手困難なのでおすすめです。
ナムコアンソロジーシリーズ
ファミコン版、メガドライブ版で発売されたナムコ作品のオリジナル版とアレンジ版が収録されています。
プレステで発売されたアーケードゲームをまとめたナムコミュージアムシリーズは、アーケードアーカイブスで配信されていますが、このナムコアンソロジーシリーズのみに収録されたアレンジされたリメイク版に関しては、他では配信されていないバージョンなので希少価値があります。
ナムコアンソロジーvol 1
- バベルの塔 FC版
- バベルの塔 リメイク版
- スターラスター FC版
- スターラスター リメイク版
- レッスルボウル MD版
- レッスルボウル リメイク版
- 覇王の大陸 FC版
- 覇王の大陸 リメイク版
ナムコアンソロジーvol 2
- パックアタック ジェネシス版
- パックアタック リメイク版
- ワルキューレの冒険 FC版
- ワルキューレの冒険 リメイク版
- ナムコクラシック2 FC版
- ナムコクラシック2 リメイク版
- キングオブキングス FC版
- キングオブキングス リメイク版
真・女神転生
スーファミでも発売された真・女神転生ですが、プレステ版のほうがメッセージが漢字表記なので読みやすくおすすめです。
しかし、プレステ初回版にはバグがあり、その後に修正版が発売されました。
ゲームアーカイブ版は当然修正されているので安心してプレイできます。
ダウンロード版のみになる問題点
ここからはゲームソフトがダウンロード版のみになるデメリットを考えてみましょう。
配信停止リスク
基本的にはダウンロード購入したゲームソフトはPS3本体が故障するまでは無期限で遊べるはずで、もし故障した場合でも1回だけ再ダウンロードが認められています。とは言え・・・
仮にSONYがゲーム事業から撤退したら、それまでユーザーがダウンロード購入したゲームソフトはどうなるのか?ちょっと気がかりです。
垢BANリスク
ソニーのPSN利用規約では、アカウントが36か月間利用されなかった場合、通知と6か月の猶予期間を経てアカウントが削除される可能性があります。
また、それ以外の理由でアカウントが運営側によって削除されてしまう、いわゆる垢BANされた場合、それまで購入したゲームソフトは無駄になってしまいます。
ユーザーが中古で売れなくなる、安く購入できなくなる
中古販売と言うのは確かに製造側にとって直接何のメリットもありません。
しかしユーザーの立場からすると単純にゲームに飽きたら売る、買ったけど思っていたイメージと違っていた、クソゲーだった等の理由で自由に売る権利を失う事になります。
それと中古のワゴンセールやフリマアプリ等で格安購入できる楽しみやゲームの貸し借りする機会も失う事になります。ウェブ上で貸し借りできるサービスもありますが、物理メディアならではの思い入れっていう物がある人も多いはず。
海外の反応
フランスの大統領候補が反対を表明
フランスの極左政党「不屈のフランス(LFI)」の指導者で大統領候補のジャンリュック・メランション氏は3日、テレビゲームに対するユーザー側の財産権(所有権)を強く擁護する姿勢を打ち出したという報道がありました。
メランション氏は、ダウンロード版に完全移行することで、ゲームパブリッシャー(発売元)が後からユーザーによるアクセスを制限できるようになると指摘。
「ユーザーの権利が否定されることになる」と警告し、「彼らに私たちの文化的遺産を没収させてはならない。コントロールを取り戻そう!」として、パッケージ版を守るための署名運動を呼び掛けた。
【AFP=時事】
極左政党って聞くとどんなとんでもない主張を言い出すとのかと思いきや、極めてまっとうな意見でした。
カナダの独立系ゲーム小売店が署名活動
カナダの独立系ゲーム小売店PNP Gamesが物理ディスク版の継続を求める「Don’t Kill the Disc: Tell Sony to Keep Physical PlayStation Games」と題した署名活動をしてから24万件以上の署名が集まっているそうです。
まとめ
効率を求めるとディスク版を生産停止は理にかなっているかも知れませんが、まだ時代的に早い気がします。
考えてみるとSONYは、プレステ黎明期から中古販売を禁止していましたから、今回のニュースは中古対策でもあるのでしょう。ゲームショップで働いていた身としては寂しい限りです。
ダウンロード購入のみになると市場も狭くなるし、中古業界だけじゃなく個人売買も含めて経済に与える影響は少なくないでしょう。
個人的にはSONYの任天堂に対する敗北宣言だし、これでゲーム企業としてのSONYは終わったのかなという感覚です。
SONYは今回の発表後は沈黙を貫いており、とりあえず今後の説明と対応が待たれます。
とりあえずゲームアーカイブが終了するまでに欲しいタイトルはダウンロードしておいたほうが良さそうですね。



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