アニメ放送が終了してだいぶ経過してファミコンで発売されたじゃりン子チエのキャラターゲーム。
ありがちなアクションではなくアドベンチャー濃いキャラクターと世界観を見事に表現している。
| 機種 | ファミリーコンピュータ |
|---|---|
| メーカー | コナミ |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 発売日 | 1988年7月15日 |
| 価格 | 5,800円 |
| 容量 | 3MB |
ゲーム概要

コマンド選択式アドベンチャーゲーム。
セリフは縦書きで表示されシーンによってコマ割りが変わる、ユニークな画面構成となっている。
パッケージイラストはコミックス25巻表紙イラストからの流用。
ゲームストーリー
ひとりでホルモン焼き屋をきりもりするスーパー元気少女、チエ。
ある日、家出していた母ヨシ江がやっと帰って来たと思ったら、今度は父テツが家出してしまい、あちらこちらで悪事をはたらいているようなのだ。
「私が帰ってきたばっかりにお父はんが……」とヨシ江。
「そんなこと関係ない。ウチがお父はんつれて帰ってくるから」とチエ。
チエはテツを連れもどすために、いろいろな場所へ出かけ、いろいろな人から情報を聞く。
果してチエはテツを捜して連れもどし、ヨシ江と仲直りさせることができるのか?
そして一家3人仲良く暮らすことができるのだろうか?
今、元気少女チエの“家族仲直り作戦”が始まった。
全3章ラストまで物語を進めるとゲームクリア。
セレクトボタンを押す。特定の条件をクリアできないとゲームオーバー。
コントローラー操作
| 十字ボタン | ・移動 |
| Aボタン | ・決定 |
| Bボタン | ・キャンセル |
| セレクトボタン | ・モード選択 |
| スタートボタン | ・ゲーム開始 ・ポーズ・解除 |
BGM
いかにもコテコテ関西風なのはオープニングくらいで他は意外と普通のBGMです。
全体的にコミカルで明るい楽曲が揃っています。
攻略動画
ゲームレビュー
じゃりン子チエばくだん娘の幸せさがしは、第1期アニメ放送が終わってからだいぶ時間が経過してから発売され、その後に第2期アニメ放送がスタートしているのでその間という事になります。
関西圏ではかなりの人気作ですが、それ以外ではそうでもないのでリアルタイムでアニメ放送やマンガを見ていない世代にとっては認知度が低い作品かも知れません。
大雑把に言うと小学生ながらホルモン屋を切り盛りする大阪の下町に住むチエとその周辺の人々とネコたちの物語です。
チエの父親テツは、店をチエに任せて自分は博打とケンカ三昧というロクデナシですが、酒、タバコは一切やらず、妻子には手をあげないという救いが作品のバランスを保っているポイントです。
本作はその原作をベースにしてチエが主役の1章、飼い猫のコテツが主役の2章、テツが主役の3章構造になっています。
メッセージ表示はファミコンでは珍しい縦書き表示で、これによってマンガを読んでいるような感覚でゲームを進める事ができます。
評価できる点
グラフィックが原作アニメにかなり忠実に再現されています。各キャラターの小さなグラフィックもかなりよく表現されています。
特によくできているのはセレクトボタンを押した時に出るゲームオーバー画面(パスワード)のチエとヒラメのグラフィックです。

マイナスな点
ストーリー上、強制的にクリア必要な一部のミニゲームが理不尽に難易度が高かったりします。
例えばなぞなぞで5問連続で正解しないと強制ゲームオーバーになりますが、これが普通のなぞなぞと違うっていうか、クセが強すぎっていうか。答え聞いても分かるかこんなもん!って感じ。
2章のボスネコとのRPG風戦闘での技の出す順番とか制作側しか分かりようがないし。
独断評価チャート
まとめ
かなり原作リスペクトのゲームなので、じゃりン子チエの原作マンガ、アニメを見ていた人にとっては受け入れやすい世界観でアドベンチャーゲームとしても結構楽しめます。特にネコのコテツがチエの為に頑張る2章は他の作品にはない魅力があります。
その反面、一部ミニゲーム等に理不尽な難易度がありますが、全体で見るとまあまあの良作です。





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